夏が来ると飲みたくなります、シソジュース!赤シソ一袋あれば2リットル程できます。そして、飲むときは薄めて飲むのでたっぷり楽しめます♪今日はそんな赤シソの効能から、ちらっと解説した後にレシピを書いていきますね。
赤シソの効能とは?
体にいいってことは分かってるけど、実際どうなの?
そこのところを少し掘り下げてみました。
大きく分けて4つの効能があります。
夏バテ解消・予防
タイトルでも触れた通り、夏バテに効果があります。 赤シソって少し独特な香りがありますよね。 その香りの主成分であるペリルアルデヒドが、食欲を増進させる効果があります。 また、この香りには防腐・抗菌作用があります。 ごはんにシソを混ぜ込んだゆかりごはん、昔からありますねー。 きっと昔の人は詳しくは知らずとも、シソにこの効能があることを知っていて使ってたんでしょうね。 すごいものです。
ストレス解消+血行促進
シソの香りの成分であるリモネンは、セロトニン(幸せ物質)を分泌させる働きがあります。それによって、ストレスが緩和されます。 さらにシソには血行促進効果もあります。 心も体も疲れている時に、シソは効果的なのがわかりますね。
冷え性の改善
シソには体を温める効果があります。 夏だと暑さに気をとられてつい冷たいものばかり食べて体を冷やしがち。 でも暖かい飲み物はちょっと・・・ そんなときにスキッと飲めるシソジュースで、体の冷えを内側から改善するのもいいですね。
美肌・美白効果
β-カロテンには抗酸化作用、ビタミンCには美白効果があります。この2つの成分が含まれているだけでも魅力的。 ですが、さらに凄い効能があるんです。 シソに含まれる成分・ルテオリンは肝臓を解毒してくれる作用があります。ちなみに肝臓機能が低下すると、シミができやすくなります。 なので、肝機能を正常な状態に保ってくれるこのシソの効果は、シミを防いでくれるものなんですね。
シソには嬉しい効能がたくさん!
このように、シソにはたくさんの素敵な効能があります。でもシソって大量に食べることってあまりないですよね。なので今日はシソシロップにしちゃいましょう!作っておけば、希釈して好きな時に好きなだけ飲めますよー♪
以下から、レシピと詳しい作り方のコツをご紹介します。
シソシロップ
材料(2リットルペットボトル約1本分)
- 赤シソ 約300g(1袋)
- レモン汁 約150cc(3個分)
- 砂糖 500g
- 水 2000cc
- ※レモン汁以外で代用する場合
クエン酸 20g
酢 2カップ
作り方
- 赤シソの葉を取り、水で2~3回よく洗います。
- 大きな鍋に水を入れ沸かします。
- 沸騰したら洗った赤シソを全部入れて3分煮だします。
- 煮出したら一度こし器でこします。
- 再び鍋に入れて、砂糖を入れ、沸騰したら20分ほど煮詰めてできあがり。
ちょっとしたコツ・ポイント
- シソの葉に結構土がついている場合があるので、たっぷりの水でよく洗いましょう。
- 煮詰めているとアクが少し出てくるので、気になる場合は取り除いてくださいね。
- 冷蔵庫で保存してください。ペットボトルに入れておくと使い勝手が良いです。
- ペットボトルに入れて保存した場合、底に砂糖が沈殿しているときがあるので、一度上下逆さに振ってから使うと◎
- 飲むときは希釈して飲みましょう。煮詰め具合や好みにもよりますが
水5:シソジュース1
くらいの割合がちょうど良いです。 - かき氷に原液をシロップ代わりにかけてもおいしいです。
- サイダーで割ってもおいしいです。
- お酒が好きな人はお酒で割っても◎
- 陶器のコップだと赤シソの色がつくかもしれないので、飲むときはガラスのコップを使用することをオススメします。
シソで暑い夏を乗りきろう!
赤シソシロップは一度飲むとまた来年も飲みたくなる、ちょっとクセになる飲み物です。シソの爽やかな香りと、砂糖の甘み、レモン汁の酸味がなんともいいバランスでおいしいですよ♪
ぜひ作ってみてくださいね。