日常でも目にすることや手に取ることが多いバナナ。お手頃な価格で購入できて、赤ちゃんの離乳食にも使える優れものです。そんなバナナですが、そのまま置いておいたら気づいた時には腐ってしまっていたという経験がある方もいるでしょう。
ここでは、バナナの長持ちする保存方法やそのまま食べるだけではもったいないバナナを使った美味しいアレンジ方法などをご紹介します。
バナナの栄養素は?美味しいアレンジ方法も
バナナの栄養素あれこれ
バナナはりんごやみかんに比べ、カリウムやマグネシウムが多く含まれている食材です。カリウムとは人間の体に最も多い量のミネラルのことで、体の中にある取り過ぎたたくさんの塩分を排出する働きを持っています。
また、マグネシウムは人間の体の骨の部分に60%ほど含まれており、骨の正常な働きに大きな役割を担っています。その他にも、たんぱく質や糖質、脂質の代謝を助けてくれるビタミンB群や便秘の悩みを解決してくれる食物繊維も含まれています。
バナナを使った美味しいアレンジ方法
子どもも大喜びのバナナクレープでいつものお菓子もちょっぴり贅沢になります。薄力粉を使ってクレープ生地を作り、バナナは食べやすい大きさにカットしておきます。あとはお好みで生クリーム、チョコレートクリーム、アイスクリームなどを用意してクレープ生地に好きな順番に並べるだけです。作るというよりは飾るだけですから、幼い子どもでも簡単に手作りできます。
朝食にバナナトーストもおすすめです。一口大の大きさに切ったバナナをバターを塗った食パンに並べるだけです。食パンをトーストし、お好みでシナモンをかければ出来上がりと簡単であっというまに完成します。
他にもバナナはスムージーにして飲んだり、ヨーグルトの中に入れて一緒に食べたり、ホットケーキに添えたりと変幻自在に様々な場面で楽しめる食材です。お好みの食べ方でアレンジ方法をぜひ見つけてみてください。
バナナの最適な保存方法とは?
常温でのバナナはどれくらい持つ?
バナナは季節によって常温で持つ日にちが変わって来ます。暑い夏場であれば部屋の気温の状態にもよりますが、2~3日で腐ってしまうこともあります。
冬場であれば、1週間ほど日持ちします。実はバナナは1本1本切り離しておいた方が美味しく食べられる日にちが延びます。また、机や何かの台の上に置くとそこから傷んできてしまうため、何かに吊るしたり浮かして保存すると良いでしょう。
冷凍する時の保存方法は?
バナナは冷凍保存も可能です。凍らせれば1か月ほど保存ができ、1本1本ラップでくるんでフリーザーバッグの中に入れるか、一口大に切って直接フリーザーバッグに密閉して保存することもできます。
夏場であれば冷凍バナナをそのまま食べてもひんやりして美味しく食べられます。冷たいのが苦手な方は自然解凍してから食べることをおすすめします。完全に自然解凍してしまうと水分が多くなり、食感が変わってきますので気を付けましょう。
黒くなった時は食べない方が良い?
少し日にちが経ったバナナの皮に黒い斑点の様なものが出ているのを見たことはありませんか。実はこの皮に黒い斑点が出てきた時が美味しく食べられるサインです。甘く熟してきた証として皮に斑点の模様がぽつぽつと見えてきます。
バナナの実が黒くなっても食べられますが、全体的に真っ黒になってしまうなど大きな変化がある場合には、味や食感も変わってしまいますので避けた方が良いでしょう。”
たくさんの栄養が取れるバナナを日常に
バナナは美肌効果が期待できる他、離乳食時期の赤ちゃんにも食べさせることができる安心した食材です。簡単に食べられるのも良いところですが、持ち運びも便利で何より1年中手に入りやすいところも魅力です。
朝時間がなくしっかり食事が取れなくても、バナナ1本でたくさんの栄養が取れます。日常にバナナを取り入れて、より健康的な生活を手に入れましょう。