炒めたりお菓子にしたり、茹でたりと色んな食べ方がある卵。どんな調理方法でも美味しくて、さまざまな味わいや食感が楽しめるのも魅力です。
今回は卵について、栄養素や保存方法、美味しいレシピなどをご紹介します。
卵について知ろう!卵の基礎知識
出典:フリー素材ぱくたそ(www.pakutaso.com)
卵は栄養がある!と知っていても、どんな栄養素があるのか、実際何個食べていいものなのか、知らない人も多いのではないでしょうか?
ここでは卵の基礎知識についてご紹介します。
卵は1日1個以上食べても大丈夫
一昔前までは卵はコレステロールが高いため、1日1個までと言われていました。しかし、食事から摂るコレステロールの値と体内のコレステロールの値は直結しないということが2015年に判明しました。
コレステロールの高い食べ物をとっても、体内のコレステロール値はきちんと制御されているため、多く摂りすぎれば排泄として外に排出され、少なければそれを補うために体内ではコレステロールの合成がされます。
しかし体質によってはコレステロールを摂ることによって、体内のコレステロール値が上がる場合もあります。自分の体質を見極めて摂取量を考えることが大切です。
またコレステロールを摂りすぎると、脳卒中などの病の原因になると考えられていましたが、現状関連性は無いとされています。ですがどんな食べ物も摂りすぎたり、摂らなさすぎては身体を壊す原因となります。
卵は1日に1個以上食べても大丈夫です。ですが、卵だけに限ったことではありませんが、食事はバランスよく摂るようにしましょう^^
ビタミンやタンパク質が豊富
卵は完全食と言われるほど栄養価が高い食べ物です。では、実際どのような栄養素が含まれているのでしょうか?
含まれているのは以下の栄養素です。
たんぱく質、脂質、糖質、炭水化物、カルシウム、リン、鉄分、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、亜鉛、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ナイアシン、コリン、ビタミンB6、ビタミンB12
たくさんありますね!
多くのビタミンやタンパク質の他に、必須アミノ酸などのミネラルもバランスよく含まれているため、完全食と呼ばれているのです。しかしビタミンCなど含まれていない栄養素もあるので、卵だけ食べるのではなく、他の食物もバランスよく食べることが必要です。
なお、タンパク質は一日に摂取したい3分の1の量が含まれていると言われています。タンパク質は三大栄養素のひとつであり、筋肉をつけたいときやダイエット中には特に積極的に摂りたい栄養素ですね。
意外とカロリーが高め
卵は1個あたり約84キロカロリーあります。意外と高めなのです。コレステロールを気にしなくていいからと言ってたくさん食べてしまえば、カロリーオーバーしてしまいます。一日の食事バランスをしっかりと意識して摂取する量を決めましょう。
卵の保存方法は?
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卵はどのように保存するのが一番適しているのでしょうか?
ここでは卵の保存方法についてご紹介します。
冷蔵保存の場合
卵は冷蔵保存が基本です。販売されている卵には賞味期限が記載されています。その賞味期限内までは生食が可能です。しかし、殻を割ったあとは雑菌が繁殖しやすいため、賞味期限に関わらず早めに食べるようにしましょう。
卵を保存するときはつい取り出しやすいドアポケットに置いてしまいがちですが、温度変化が激しく結露しやすいため、あまりおすすめしません。卵を保存するときには、冷蔵庫の棚に置いて保存しましょう。卵を保存するときには、卵の細い方を下にして保存すると鮮度が長持ちします。
冷凍保存の場合
冷凍で保存すると卵の白身はサラサラになり、黄身は水分が抜けてキュッと濃厚になります。
そのまま冷凍しておけば、殻をむいて衣をつけると卵の天ぷらができますし、白身と黄身を分けて冷凍しておけば、白身はサラサラになることでメレンゲがたてやすくなります。また黄身は醤油をたらして食べたり、丼にのせたりして一味違った食感を楽しめるごはんのお供にも。
料理のアレンジの幅が拡がる冷凍保存。ぜひ試してみてくださいね。
賞味期限が過ぎても食べられる?
卵に記載されている賞味期限は生食できる期限を記載しているのものがほとんどです。そのため、賞味期限を過ぎたからと言ってもう食べられないという訳ではありません。
賞味期限が過ぎた卵でも、しっかりと熱を通せば食べられる場合があります。賞味期限がすぎて閉まった卵を使う場合は、卵を割ったとき色が変ではないか、異臭はしないかなど自分で確認してから使うようにしましょう。もちろん卵の鮮度は落ちていますので、自己責任で食べましょう。
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卵について栄養価や保存方法、美味しいレシピについて詳しく知って、日々の食生活に役立ててみてくださいね!