各家庭の冷蔵庫には定番の食材として、牛乳が必ずと言って良いほどストックされているでしょう。牛乳は日本では子供の頃から給食でも配布されている飲み物で、一般的に普及している食材の一つです。
そんな身近でいつも冷蔵庫にある牛乳は飲むだけではなく、料理にも活用することができます。ここではどのような料理が存在するのか、栄養素も含めてご紹介していきます。
意外に多い牛乳の栄養素
まず栄養素ですが、牛乳と言えばカルシウムと言われるほど牛乳の代表的な栄養素の一つとして多くの方がカルシウムを認識しています。
他には脂質やたんぱく質、炭水化物などの三大栄養素に、各種ミネラルやビタミンなどが含まれていて、それらを合わせた五大栄養素を一つの食材で摂ることができるのが牛乳です。この五大栄養素は人間の体に必要な栄養素で、健康的に生活を送る上でのエネルギーとなります。
また、カロリーも普通の牛乳で100gあたり66.9カロリーと比較的低いため、カロリーオーバーを気にせずに摂取することができます。ダイエットの際に牛乳をプラスすると、豊富な栄養素のおかげで健康的にダイエットをする一助となるでしょう。
子供の成長を支える働きをし、成人の健康をサポートしてくれる牛乳はまさに自然の恵みで、手軽に摂取できるところも魅力の一つです。
アレンジ方法も豊富
牛乳はそのまま飲むという方もいますが、コーヒーや紅茶、ココアなどと合わせると風味の変化した味を楽しむことができます。また、牛乳はコクがある飲み物ですから、牛乳の割合が増せば増すほどコクのある飲み物として味わえます。
さらに、ホットミルクはお休み前の安らぎの時間をサポートしてくれます。他にも牛乳は臭みを取る性質を持っているため、苦手な飲み物に混ぜると飲みやすくなることもあります。
そして牛乳はスイーツにもよく使用される食材で、ホットケーキやプリン、アイスクリーム、ケーキなど色々なスイーツで使われています。特に牛乳プリンはアレンジも多様にあり、レシピもたくさん公開されています。
おやつにすれば牛乳特有の風味も緩和されるため、牛乳が苦手な子供も喜んで食べてくれるでしょう。
牛乳レシピはクリーム系の料理との相性◎
牛乳を使った料理ではスープやリゾット、グラタンなどの調理方法がありますが、やはりクリームパスタやクリームシチュー、クラムチャウダーなどのクリーム系の料理との相性が良いです。料理もコクが出るという特徴が料理の味にプラスの作用を起こしますので、隠し味に使用するレシピも存在します。
手軽にできる料理としては、フレンチトーストが挙げられます。卵とグラニュー糖を混ぜ合わせたところに牛乳を入れて再び混ぜ、パットに流し込んでパンを浸して焼くだけで完成です。寝る前に用意をしてパンを数時間浸しておけば、翌日はふわふわのフレンチトーストを朝食にすることも可能です。
また、スープのレシピにはじゃがいもと玉ねぎのミルクスープがあります。みじん切りにした玉ねぎと細かく切ったじゃがいもをレンジで加熱し、牛乳を加えてさらに火を入れ、熱が通ったら塩コショウで味付けをします。そして最後にコンソメスープの素を入れれば完成です。胃にも優しいスープですので、食欲が無い時や風邪の時などにお勧めです。
レンジで牛乳を加熱する際には、急速に沸騰し吹きこぼれる可能性がありますので、分数を小刻みに設定し、様子をみながら加熱してください。
牛乳の保存方法
牛乳の保存方法は冷蔵庫のドアポケットなどに保管することが多いですが、冷蔵庫のドアポケットは温度変化が激しい場所です。可能でしたら冷蔵庫の温度変化が激しくない中段の奥の方に保管することをおすすめします。
また牛乳は足が速い食材のため、開封したら期限に関係なく早めに使用するようにしましょう。
積極的に取り入れたい食材・牛乳
牛乳は一つの食材でたくさんの栄養が摂れる便利な食材です。飲み物のアレンジやスイーツ、料理などにも使用できるので、牛乳が苦手な方も美味しく食べることが叶うでしょう。
コクが出て臭みを消すという作用のある牛乳はレシピの幅も広く、色々な料理で活躍してくれます。日々の食卓に積極的に取り入れれば、健康的な食生活をサポートすることができるはずです。